事件が起き、明日は、63回目の5月1日。すべてここから始まった。
上記は2021年5月に詠んだ短歌だ。一雄が詠んだように、警察の不手際から始まった。
事件発生から63年。
冤罪と部落差別を訴え続け、闘い続けた夫・石川一雄は2025年3月11日、冤罪を晴らすことなく無念の死を遂げた。
この日は、1964年3月11日、浦和地裁でたった半年のスピード審理で「死刑判決」が出された日。
47年以上も裁判のやり直しを求めてきた。第3次再審請求は19年もかかり、その間、10人もの裁判長が変わった。弁護団は278点もの新証拠を出していたが、一雄が求め続け、訴え続けていた証人尋問は一度も行われることはなかった。検察の不正義な証拠隠し、卑劣な裁判の引き伸ばしに、多くの裁判官も呼応した。無念だね。一雄。でもきっと一雄の冤罪を晴らすよ。
ストーンリバーの佐々木さんからメールが来たよ。紹介するね。

 

5月1日がやってくる。

狭山事件が起きた日だ。

63回を数えるが、状況は変わった。

そう、一雄さんのいない2回目の51日だ。

この日と不当逮捕された523日は、忘れることはできない。

いつも一雄さんが先頭にあって、檄を飛ばしていた。

もうその声を聴くことも、姿を見ることもできない。

人生を賭け、命を削り、闘い続けた。

しかし、雪冤の時を迎えることなく、憤死した。

警察・検察・裁判所なる国家権力によって殺されたのだ。

奴らの罪ははかりしれない。

何としても贖わせなければなるまい。

5月1日、その想いを新たにしよう。